フィリピン3 タイソン一家

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 タイソン君一家 マイルームを得て幸せの絶頂だった。
家族で暮らすことが出来る。 雨に濡れなくてすむ。
それより何より 警察に追われなくてすむのである。
警察は時々 ストリートファミリーの強制退去をおこなう。
しかし 街にはストリートファミリーがあふれている。

 2月中旬 タイソン君の家に向かった。
フィリピン特有のクネクネとした路地を入って行く。
皆がジロジロとこちらを見ている。どこのよそ者が来たのか?
非常に危険な感じがする。

家にたどり着くと タイソン君の部屋は暗い。
人気がない。

隣の家で聞いたところ 「12月いっぱいで 家賃が切れて出て行った」
やはり!! 
僕の予想は 残念なことに当たってしまった。

「どこに行ったのか分からないが 
元の場所に戻っているかトンドのゴミ処理場に居るかも?」
隣の家の人は言う。

さて 元の場所は僕が泊っているホテルの前だから
見かけない。
どこにいるのかな~?

写真は、お待たせしました。タイソンファミリーです。右前の子がタイソン君です。
    カリトンというゴミを入れて移動する乳母車みたいなもの
    にタイソン君の弟が寝ている。