フィリピン4 タイソン発見

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 家賃が払えなくて 初めて持ったマイルームを後にしたタイソン君一家。
どこで 何をしているのだろうか?
食べる物もなく お腹をすかしているのじゃないだろうか?
雨が降って来たが 濡れていないだろうか?
心配で何も手に付かない。

ベトナムに帰る当日 朝 あまり寝る事が出来ず 午前3時頃から横になっているのもつらく
服を着た。
「探しに行こう」そう決心したが 外は、まだ暗い。
ビデオの準備をして4時半まで 待つことにした。

4時半に ホテルを出て街を歩く。不気味で怖い。
ガードマンがこちらを気にしている。
ビデオカメラを持ち 靴を履いているから日本人だと思っているだろう。
歩道を歩きながらタイソンファミリーが居ないか チェックするのも怖い。

ロハス通り(東洋の真珠と云われる夕日が美しい所)まで出たところの芝生の上に 
いつも何家族か寝ているからその辺を探して見ることにした。 

ダイヤモンドホテルのガードマンがやはりこちらを気にしてる。
宿泊客の車もとめてあるので心配してるのだろう。
やはりガードマンガ やって来た。
「※&%#$@*」何を言っているのか分からない。
ビデオカメラを見せ 簡単な意味不明な英語で「ストリートファミリー ピクチャー・ムービー」
わかったのか分からないのか
「オー マラミ マラミ」と言って元の位置に戻った。マラミ・マラミは いっぱい とか たくさん
という意味だろう。実際そこにはたくさんのファミリーが寝ている。

そうしてるうちに 街は白けはじめ 小鳥が鳴きだした。
早く撮影しないと 皆 起きてしまう。
ここの芝生は 警察が巡回し 朝7時には、ファミリーを追い立てる。
早くしないと。

写真 タイソン君の寝ている状況と何番目かのお姉チャンとその子供