フィリピン6 タイソン発見

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

いつもの朝食がやってくる。
食べていると 後ろに人影を感じる 
振り向いて見ると 三人立ってこっちを見ている。
タイソンと姉とその子供。
ついにタイソンを見つけた。  

慌てて 外に出た。

三人は ニコニコしながら僕の手を握った。

「ちょっと待って It waits  wait」

慌てて 通訳に電話をした。
たまたま 8時にホテルに来てもらう事にしてたので
あと 30分はかからないそうだ。
良かった。

一先ず コンビニで食事をしてもらうようにした。
フィリピンのセブンイレブンは 中で食事が出来るようになっている。
私も 簡単に食事を済ましセブンイレブンに戻ると通訳も着いていた。

話を聞くと やはり12月で部屋を出て街中に戻ったが 
お父さんとお母さんは、どこに行ったのかわからない。
お父さんとお母さんと別々にどこかに行ったらしい。
タイソン君だけは 正月の間 隣の家にお世話になっていたらしい。

予想通り 一家バラバラになってしまった。
悲しい事に フィリピンでは 理由はともかく こんな形でストリートに暮らし
今日の食費を物乞いするか ゴミをあさり 売れそうな物を探すかだ。

日本人も悪い!
ボランティア気取りで すぐ金を渡す。 
それは その場は、しのげて食べていけるかもしれないが
金がなくなった瞬間に 前より不幸を味わうだけなのである。
継続的支援を考えながら やって行かないと駄目だと思う。
本来なら 政府がやる事でしょうが 政府がやらないから NGOも存在するのでしょうが?
私もその一人ですが。
毎日 なんとかならないものか? 考えるばかりです。
自分の非力さを痛感します。

タイソン君とお姉さんを連れて子供用のミルクを買い ゴムゾーリを2足買って渡した。

写真 こんな小さい子供でも外人を見ると手を出し物乞いする。 また ストリートで暮らすのか?
   タイソン君はどうなるのか?不安が残る。